厚紙をレーザー彫刻した製品なので、広い意味でのペーパークラフトになりますが、ペーパークラフトにも色々な種類があります。ストラクチャーに限って主なものを上げてみると、
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コピー用紙や0.2mm前後のフォトマット紙などの薄い紙に瓦や波板、木の模様を印刷したもの。写真に撮ると見栄えがしますが、プリントなので目で見ると平面の紙です。
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0.5mm前後の色付き厚紙をレーザー加工したもの。色付きなので塗装しなくても一応形になります。しかしストラクチャーとして紙の質感を消すためには結局塗装が必要になります。製造面では、高価な色厚紙を汚さないように加工するため手間がかかり彫刻も難しいので材料代、加工代ともにかかります。
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0.5mm~3mm前後の無地厚紙をレーザー彫刻、加工したもの。プラ板やバルサ、バスウッドのキットを紙に置き換えた感じです。塗装が前提なので、彫刻時の汚れを気にせず加工でき、比較的安価に製造出来ます。組み立てには塗装環境が必要です。
azusacraftでは3番の製品、未塗装組み立てキットを製作しています。
表面のディテールはすべてレーザー彫刻で実物同様の凹凸をつけてあり、看板を除いて印刷で表現した部分はありません。